小説

□結局許しちゃう
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「あかっ、ん…//」


山田は可愛い。
だから告白なんて日常茶飯事やし
この前は無理やりデートさせられそうになってた。

こいつは断られへんから…
危うく連れていかれるとこやってんぞ
危なっかしいやつや


「なあ、わかってるよな?」

「さや、か…//」


あたしは今怒ってんねん。

隙がありすぎるねん。
やからお仕置き、せんとな?


「隙だらけやねん、あんた」

「やって…//ごめん、な?//さやかっ…」


上目遣い。
うるうるさせた目。

ずるい。狙ってる。


「誘ってんの?」

「なっ!ちがっ…//」


あたしのシャツの裾を
ぎゅってしてんの、誘ってるよな?

止まれへんで


「山田は誰のやねん」

「そんなん…、さやかしかおらんやん」

「わかってるやん」


山田はあたしのやねん。
やから、簡単に捕まんなや。

あたしだけ見とけばえーねん。


「さやか…?ごめんな?」

「…っ」

「怒ってるよな…」

「…ああーもう。怒ってへん」

「ほんま?」

「怒る気失せた。その代わり、今日は寝かさへん」


えーとか言いながらもニコニコする山田。

そのふにゃーってした笑顔、あかんわ
結局許してしまう


「好きやで」

「うん」

「愛してる」

「うん」

「一生離さん」

「うん。さやねぇ?」


山田は甘えるとき、あたしをさやねぇと呼ぶ。
昔から姉御肌?やからとかで、よくさやねぇと呼ばれていた。
それを山田も真似して呼んだりしてる。

それがまた、可愛い。


「あんな?大好き」


ふにゃって笑ってあたしをぎゅってして。

あたしはそれににやけて。

幸せ、だ


「あたしも。菜々が大好き」

「っ〜〜〜///」

「顔赤いでー?」

「っ!誰のせいやねんっ…//」


可愛すぎやろ。


「そろそろ、していい?」

「いちいち聞かんのっ//」


じゃ、遠慮なく。
あたしは山田のキャミソールを脱がす。

キャミにパッドがついてるやつやったから
ブラはしてへんくてそのまま現れた。


「ふわふわや…」

「さやかっ…///」

「きもちいな」


山田はちんちくりんやけど
胸はかなりある。


「さやねぇー…//」

「ん?」

「ちゅーしてっ///」


あかん。可愛すぎる。

深く口づけると甘い声を漏らした。


「んっ…。山田」

「…ななって呼んでやぁ//」


そう言って山田は顔を横にそらしてしまった。

ほんまになに、今日むっっっちゃ可愛いやん。
耳、赤いし


「菜々可愛すぎる。ほんまに。あたしがおかしくなりそうや」

「さやねぇがかっこいいからちゃう?///私は可愛くない」

「可愛すぎるよ。ほんまあかんわ。好きやわ」


やま…菜々がいちいち可愛すぎて全然ことが進まへん。

こりゃほんまに寝かせられへんなあ。


「さやか?」

「なに?」

「あした、学校休も?」

「は?」

「あかん…?」

「いや、うん。あかんくない。休もか」


そうと決まればゆっくりできる。

でも休むんやったらデートしたいなあ


「そしたら、デートしよーや」

「デート?」


同じこと思ってたんか。


「あかん?」

「ううん。しよ。んでとりあえず、この続きしよか」


止まっていた手を再開させる。

とりあえずこっち終わらせなな


「んっ…あっ//」


ある程度の愛撫を終えて
やっとの思いで下に手を伸ばす。


「さやねっ//あか、ん//」

「あかんの?」

「やぁ//あかんくない、///」


布の上から秘部を撫でる。

それだけで体をくねらせる菜々。


「脱がしていい?腰上げれる?」


優しく腰を撫でながら脱がしていく。

感じている顔はエロい。


「さやねぇっ…///そこっ、あかんっ//」

「あかんばっかやなぁ」

「ちゃうの//あかん、けど…あかんく、ない//」

「なんかよーわからへんわそれ」

「私も、わからん///」


とりあえず、気持ちよすぎておかしくなりそうってことやな

もっと、もっと乱したい


「明日、どこ行く?」

「んっ…プラネタリウム」

「プラネタリウム?」


山田ってそんなん好きやったっけ?


「うん。この前のな、授業でやってん。いろんな星座あんねんな。さやかと見たいなーって思ったから」

「プラネタリウムかあ。ええな」

「いい?」

「おー。たまにはゆっくりそういうのもええな」

「やったあ!」


絶対寝るやろなー
まあたまにはええか


「あっ!//いきなり、触らんといてやっ」

「ごめんごめん。ほんじゃ、続きやりまーす」

「もー!//」

「とりあえず今はあたしに集中しろ」

「っ〜////」


今はとにかく可愛い山田を見ていたい。

あたしの手で、乱れる菜々を


「入れんで?」

「言わんでええ//」

「ほいほい」


一気に二本入れる。

それだけで菜々は感じてくれる


「んぁぁっ…」

「きもちい?」

「うんっ、きもちい…///」


照れながら笑う菜々にあたしもにやける。

こういう雰囲気好きやなあ


「奥入れてい?」

「んっ、奥きて…?//」


あたしの奥は、それほど奥でもない。
それはやっぱり性別の壁で仕方ない。

でもやっぱりあたしは性別の壁を越えたくて
頑張って奥まで突こうとする。


でもそーすると菜々があんまりいい顔しないから
結局菜々のことを優先する。


「あっん、さやねぇ…っ」

「ん?」

「じゅうぶんっ、奥やから…っ、そんなせんで、ええっ//」

「あ、ばれてた?」

「ばれてるわ」

「やっぱー?」

「やから、気にせんといて?そういうん//」

「わかった」


やっぱり菜々にはばれてた。

奥に奥にって思っちゃって菜々はそういうん気にしてへんことはわかってた。

でもなんか、自分的に気に食わんくて
やっぱり女なんやなって思わされてる感じがして
自己満やんなあ


「はあっ…あっ//さやねっ、」

「いく?」

「んっ、…いきそ、//」

「ん。えーよ」

「はぁっ、ああっ!///」


いったであろう菜々の唇に
あたしの唇を押し付ける。

舌を絡めれば応えてくれる。

ふわふわしてて、気持ちがいい。


「んっ。さやねぇとのちゅー気持ちええから好き」

「あたし以外としてたらぶっ飛ばすわ」

「するわけないやん」

「つーか今日あたし怒ってたんやった」

「あははっ、そうやったなあ」

「誰のせいやねん!」

「怒らんといてー」


山田には全く悪気がないからタチ悪い。

けど結局許しちゃうんは
あたしがそれほど山田を好きやっちゅーことやな。


今日はこのままいちゃいちゃして寝よう。
明日の朝はゆっくり起きて
山田が行きたがってるプラネタリウムに行こう。

そんでそのまままたあたしの家に来ればええ。

そうすればまた一緒におれるから。



END



最近さやななが好きです。
友達が神曲すぎて…
菜々ちゃんが卒業するまでに二人の絡みが
もっと見れますように…。

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