リクエスト
□たまにはいいじゃん
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いつもなら眠いはずの朝。
でも今日は違う。
昨日の優ちゃんがカッコよすぎて
今日は早く優ちゃんに会いたかった。
『陽菜の傍にいれるなら何もいらないから』
2人きりにならないと呼んでくれない私の名前。
本当はどこにいても陽菜って呼んでほしいけど
優ちゃんは、2人だけの秘密って。
楽屋のドアを開けると優ちゃんが
佐江ちゃんと楽しそうに話していた。
でもすぐに気づいてくれて入ってすぐに抱きしめられた。
佐江ちゃんも優しいから察してくれて
他のメンバーのところに行ってくれた。
「こじぱーいい匂い」
「っ//ここ楽屋だって//」
みんな見てるのに、構わず抱きしめてくる。
陽菜はそんな優ちゃんをいやだって思わない。
「はー。いい匂いだったー」
優ちゃんは陽菜から離れると陽菜の手を引いて
端の席に座らせた。