06/24の日記

13:13
脱毛症記事
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髪の研究は随分と進み、薄毛になるメカニズムも、だいぶ分かってきました。薄毛を予防するための「頭皮ケア」や「ヘッドスパ」などの言葉も、メディアでよく取り上げられますが、中には科学的根拠の無いものもあります。

 シャンプーで頭皮の脂を落とすことが薄毛予防に不可欠と言われてますが、これは正しくありません。

 日本人の薄毛の大半を占めるのは、「男性型脱毛症」というもので、これは遺伝と男性ホルモンの働きによって起こるものです。(男性だけでなく女性もなります)

 20代で徐々に発症する人が増え、60代になると男性の2人に1人は「男性型脱毛症」で薄毛になります。全体では日本人の3割が発症します。

 この割合は、約30年前と最近の調査では、ほぼ変化していません。30年前といえば、週に2、3回の洗髪が普通。今は多くの人が、ほぼ毎日シャンプーで洗髪しています。

 今の人の方が頭皮の脂を落とし、清潔な状態のはずなのに、薄毛になる人の割合は変わっていません。このことからも分かるように、頭皮の脂が原因で、男性型脱毛症になるわけではないのです。
 

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