企画小説

□カナダ Day☆
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今日は、僕の誕生日だ。
でも、影の薄い僕のことなんて誰も祝ってくれないよね…。
はぁ…。
そう考えただけで自己嫌悪しちゃった…


そういえばクマ吉さんはどこに行ったんだろう?
いつも隣で座ってるのに…
遊びにいったのかな?



僕は、壁に掛かってあるカレンダーに目を移す。
《7月1日》
カレンダーはそう書いてある。

僕はまたため息をつく。



「あ、そう言えばメイプル切らしてたな…」

そう呟くと、携帯が鳴り出した。
電話だ。
誰からかと思い、ディスプレイをみると


《アルフレッド》


と書いてあった。


アルか…
いきなりどうしたんだろう…

って思ってる暇じゃなかった!!
早く出ないとうるさいんだよね…


「はい…
もしm「あ、マシューかい?
今から迎えに行くから家で待ってるんだぞ!!」」ブチッ

ツーツーツー…。


「……。」


なんだったんだろう。
ハリケーンでも通過したのかな?
しかも僕が喋ったの4文字半しかなかった。


えーと…
迎えに行くから待ってろって言ってたんだっけ。
なんで?
本当に一方的なんだから…
はぁ…。

今日は、ため息Dayになりそうだ。
いや、なってたまるか。
今日はれっきとした僕の誕生日なんだから。


それから、何分か経って、アルが来た。


「早かったね。」


「HAHAHA!!
だってHEROだからね!!
よし、早速俺ん家に行くぞ☆」


「え?
アルの家?なんでまた…」


だけどアルは、僕の質問に答えず、手を引っ張って車に乗せた。
HEROなら人の話聞こうよ…。

このまま僕は、HEROに連行された。




アルの家につく頃にはもう時計が夜6時に回っていた。
車のなかで、小さい頃の時や、アーサーさんのご飯は不味かったねぇ、など色々話した。

そう言えばアルの家に来るの久しぶりだなー。

僕が、室内に入ると、







パーン!!パパーン!!








え!?なに?
暗闇でなにもわからない。
すると、明かりがついて、



「「「マシュー!!誕生日おめでとう♪」」」




僕は、口を開けたまま突っ立っていた。
そこにアルが僕に言った。



「どうだい?
俺主催の誕生日partyは。」



「ありがとうアル!!
嬉しいよ!!」



僕は、みんなにもお礼を言った。
その中に、いつの間にかクマ五郎さんがいてビックリした。



「クマ吉さんここにいたんだね。
ありがとう。」



「誰?」



「マシューだよ!!」



それから、フランシスさんが作った料理を食べた。


そこに、酔ったアーサーさんが来て、お酒を飲まされた。







今日は、とても楽しい一日だったよ。
みんな、ありがとう。




‡Fin‡




言い訳いう名の、反省

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