A.I.の少女兵器

□07話
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“兵器”になったのを見た次の日。鈴音ちゃんは笑顔で教室に入ってきた。



「おっはー!鈴音ちゃん復活だよーん!!」



「お、やっと来たか〜」
「勉強かなり進んじまったぞー」
「久しぶりー!」



みんなに話しかけられていて、鈴音ちゃんは笑っている。あくまでいつもの通りに。

でもその笑顔は悲しそうで、見ている俺が悲しくなった。




「あ、ツナ……おはよ!」


「お、おはよう」




俺たちはぎこちなく笑いあった。



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