A.I.の少女兵器
□17話
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「うわーツナの部屋だー」
学校の帰り、はじめて鈴音を部屋に呼んだ。
家に入ったときからソワソワしてて、俺の部屋に入ると周りとキョロキョロと見渡した。
……母さんはランボ達と出かけてて遅くならないと帰って来ないとか、下心がある訳ではない。
「(あー何でこうドキドキしてんだろ。期待でもしてるのかな?あー自分が嫌になる…)」
「の、飲み物持ってくるから座ってて」
鈴音はテーブルの近くに座ってまた周りを見渡した。その様子がすごく可愛い。
顔が赤くなるのを隠すように俺は下に降り、ジュースを探す。
…確かオレンジ好きって言ってたからオレンジジュースに決定。
お盆に2つコップをのせ、こぼさないように気をつけながら自分の部屋に戻る。
すると鈴音は……
「…何してるの?」
「うわっ!?え、あははは〜」
シュバッと元いたテーブルの近くに座り直す。ちなみに俺のベッドの下を覗きこんでました。
「思わずエロ本探しを」
「えろっ!?ももも持ってないよ!」
「だよねー。いや、山本はベッドの下にあったから」
「山本ー!!」
思わず山本の家の方向を向いて叫んだ。
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