A.I.の少女兵器

□18話
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「で、デート?」

「う、うん。今度の日曜日とか…どう?あ、“仕事”のほうは大丈夫かな?」


「大丈夫!日曜日は作戦しか入ってないから!

う、嬉しいなぁ…」





日曜日、鈴音は本当に嬉しそうだった。





「ツナぁーーー!!」

「(声デカイ…)」



話し合った末、鈴音は水族館に行きたいとのことだった。

ちょっと意外だったけど、鈴音の笑顔が見れてるから誘って本当に良かったと思う。




「着いた!水族館ーー!!」

「アハハ…鈴音は水族館が好きなの?」

「大好き!特にアシカのショーとか!」




こんな鈴音の嬉しそうな笑顔を見てると、余計な事を考えたくない

自分がそんな人間だと思いたくないし、何より鈴音の笑顔を曇らせたくなかったんだ。



「あ、ちょうどやってる」

「ホントだ!アシカだ、アシカっ!ほら!!」

「ちょ、鈴音…「イルカも!!」



鈴音は、他人から見ればどうだか分からないけど…俺にはスゴク可愛く見えた。


ずっとこの笑顔を見たい

アシカとイルカが倒れるまでショーやって欲しいなぁ、とか思ってました。すみません。



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