A.I.の少女兵器
□19話
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「南條さん」
帰ろうとすると、校門の所には迷彩柄の人たち。
―――ああ、この人は自衛隊の人
「急用が入りました。支部の方へご同行お願いします」
「…鈴音、行く事ないよ」
「ツナ…」
「南條さん」
「鈴音」
「―――――ごめんねツナ。あたし、行く」
俺の周りの、いろいろな物が変わっていく。
「鈴音…?」
「ごめん」
俺を、置いて
「今まで黙ってたけど……」
あたしね、メンテナンスしないと死んじゃうんだ。
あたし、兵器だから……
メンテナンスしたり、薬飲んだり
いろいろしないと
もう、あたしだけじゃ―――