A.I.の少女兵器
□25話
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理由は分からない
アハハ、ツナと別れたからかな?
「ふぅ…」
いつもの通りの任務。あたしは屍の上。
腕を人間に戻し、思考も普通の中学生…鈴音に戻す
「あーもう血が…また服がダメになっちゃった」
ブツブツ言いながらカバンを手に取る。
――――― 一瞬、微かな殺気が背筋を凍らせた。
パァーーーン
「…え?」
近くで大きな音がして、体が止まった。振り向こうにも振り向けない。
「…ッ、うぁ…」
うそ…痛い…もしかして撃たれた?
あれ…可笑しいな?修復されない?何で、こんな傷…
感覚がなくなってくる。
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