A.I.の少女兵器2

□34話
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「……行ってきます」


誰もいない談話室にあたしの声だけが残る。

ポケットにはとうとう1桁だけになってしまった命をつなぐ薬。今じゃメンテナンスもない。
だから…どうしてもネファーネクトに頼らざるを得ない。



少しだけ怖い気もする

手出しはないだろうけど…ああ、また戦争行くのかなぁ…



「少し憂うつだな」


でも死にたくはない。

だから、ちょっとだけ行ってくるね




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