Memo
気まぐネタ帳(。・ω・。)
何でも投下するのでカオスになるかも
気分で顔文字を使用する場合がありますのでご了承を
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◆庭球:吐息を重ねる
(…また来たか…)
チリンチリン、と弾む鈴の音を聞き紫煙を吐き出す。
聞き慣れたその音はある1人の女を連想させる。
手元にあった煙草の箱をポケットにねじ込むと、曲がり角の先で鈴の音が止まる。
「亜久津ー!!こんにちはっ」
角からひょっこり顔を出し手を振る。
それを一別してやるとうぜぇほど笑いながら鈴を鳴らし近寄ってきた。
「あ!また煙草吸ってる…!」
「勝手だろ」
「ガンになっちゃうよ」
「ならねぇ」
「私も副流煙でガンになっちゃう」
「…勝手になってろ」
顔にふっと煙を吐き出すと大きくむせ涙目になりながら抗議してくる。
いつ見てもテンションのたけぇ五月蝿い女だ。
ごちゃごちゃ言ってるのを横目に肺に紫煙を送り込むと煙草を奪われた。
唇に 柔らかいものが触れる
それがこいつの口だと気付くのに一瞬かかり、頭を引き寄せて唇に噛みつく。
肺の煙を悪戯心で吐くと「んんっ…!」と苦しそうに呻いたがそれでもむせるのを堪えて下手なキスを繰り返す。
口を放すと苦しさからか涙目だ。
「…亜久津が肺ガンなったら私もなるね」
「ハッ 」
勝手になってろよ
吐息を重ねる
(愛しくも苦い口付け)
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亜久津死ぬほど好きだが書けない
2013/01/01(Tue) 20:26
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