A.I.の少女兵器
□02話
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ガヤガヤガヤ…
4時間目が終わり、教室にいるみんながバラバラもお昼の準備をし始める。
いつものように山本と獄寺君が呼びかけてきて屋上に。
けど、俺は2人に待ってもらって女子たちの集団の中に入って行く。正直怖い。
ごめんなさい俺なんかが入っちゃって!
内心ブルブルしてる中、ようやく南條ちゃんを見つけて話しかけた。
がんばれ俺、言うんだ俺…!
「ああああのさ、良ければ一緒に…お弁当食べない?屋上で、山本とか、獄寺君とか…!」
緊張しすぎて声が震えてるうえに日本語がおかしくなっていた。
南條ちゃんはそんな俺に気づいてるのか、気づいてないのかいつものように笑っている。
「うんいいよ!あ、いいかな?京子、花」
「あたしはいいよ」
「私も」
2人から了解を得て南條ちゃんはニコッと笑いお弁当を持って立ち上がった。
「ツナから誘われるのは初めてだね!」
「(やった!OKしてくれた…!)」
「…聞いてるー?」
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