A.I.の少女兵器2

□27話
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「ってね訳で遊びに来ました!遊ぼうスク!」

「鮫【で】遊びにきたんだけどなー」


報告書でも書いてるのをいいことに部屋を荒し始めるあたし達。
怒鳴られるけど無視。

いいねこういうの。平和な感じ。 ……でも、



「う゛お゛ぉぉい!荒らすなぁ!」


けど、どこか抜けている気がする。
何かが消えたような
何かが欠けているような
何かを忘れているような



「スクの部屋って綺麗だよね。ベルとは大違い」


整理されているというか、無駄が無いというか
いろいろ物はあるけど配置がいいな



「うぜーキレイだし」

「カーテン穴あき、本ボロボロ、服脱ぎっぱ」

「俺は試し斬りが必要なんだよ」

「カーテンとか本でやらなくても…」

「邪魔だぁお前ら!!」




取りあえずはこの生活を楽しんでいる。

けどこの気持ちは何?
欠けているものは何?


それはツナか
それとも戦争なのか



end
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