A.I.の少女兵器2
□32話
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何時間がたっただろう?俺は日記のすべてを読み終えた。
他愛もない、愛おしいこの世界の終わりを
「うッ…ゲホ、…リボー、ん居る?」
「ああ、いるぞ」
「九代目に伝えて欲しい。俺、覚悟を決めるよ」
「まさか…」
「ボンゴレ十代目になる。鈴音が歩んだ道を…俺も歩くよ」
何度も立ち止まるだろうけどさ…鈴音の後ろを
リボーンは帽子を深くかぶり小さく「分かった」とだけ呟いた。
鈴音が今どこで何をしているのかは分からない。
けどどこかにいる。生きている。だから俺はその後ろを追いかけるよ。
鈴音、ごめん。
ずっと必死に隠してた真実を見ちゃった。
でも俺はどうであろうと本当に鈴音が好きだ。
一緒に生きて行こうよ鈴音
end