闇口の世界理論

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「秋月先輩!は、初めて見た時から好きでした!」

「あ、ありがとう…」

「俺、伝えたかっただけなんで…さよなら!」


今回告白してくれたのは1年生の文芸部の人らしい
3年の私を呼び出して告白できるなんて凄い勇気だと思う。初々しくて可愛かった。

ま、あり合えないけど付き合うなら年上かな。


「相変わらずのようだな、夜魅」

「あ、柳くん」

声をかけてきたのは図書館帰りの柳くん。
親しいというほどではないけど図書室で調べ物をする時によく合う仲だ。
知的でクールな柳くんはべたべたするような距離に来ないからなかなか好感を持っている。


「隣、座ってもいいか?」

「どうぞ。私はお昼食べるけど」

「構わない。少し話そう」


柳くんとの会話は知的で難しいとことは解説してくれる。
とっても勉強になります。

あ、今日のお弁当野菜とお煮つけがいっぱいだ嬉しーい。



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