A.I.の少女兵器2
□34話
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「な、鈴音さん!?」
「おい鈴音南條が来たぞ!」
あたしが来た途端本部は上から下からしっちゃかめっちゃか。
目まぐるしく人が動く。
薬を10個くらい飲まされぐるぐるメンテナンスを数個受けさせられる。
「ふあぁ…」
いや、これは眠いじゃなくて疲れただけ。
「何だかなぁ…」
けっこう気張ったのに案外普通な対応。
けど、この後の展開は予想通りで上の人達のほうに連れて行かれ話す。
「久しぶりで悪いが任務だ」
「はい。わかりました」
なにが悪いんだろう。
この人はなにに悪いと思っているんだろう。
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