A.I.の少女兵器2
□35話
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銃声に反応してしまった身体は背中から翼を突き出してしまった。
最近服の支給が少なくなって大事に服着てたのに…うわぁ背中に穴開いた!
「テツ二尉、あの…て、ストォーーープ!!」
再び拳銃を使ってシャッターを開けようとするのを止めた。
何でこの人は普通に乱用するかな!
「開かねぇからブチ破るだけだろ」
「やめてください!」
「平気だっつの銃声の2、3発くらい…」
「あたしが誤作動するんですよぉぉ!!」
ヘタするとテツ二尉死んじゃう
あたしは死なないけど!
「んじゃどう開けるんだよ。あー腹減った腹減った」
「むぅ…こんなんあたしが開けますよ!」
パァン!と店の半分がエネルギー破で吹き飛んだ。
半分吹き飛んだ。
「…………」
「便利だな。おじゃましまーす」
シリアスなあたしはどこ行ったんだろう。
その後はしばらくテツ二尉とインスタントで食事(という名の盗み)をした。
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