A.I.の少女兵器2

□37話
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2日ぶりの戦場は一変していてありこちに煙が上がっている。

どこに行くか迷った末あたしは再びいることを願いテツさんの隠れ家に向かった。
強い雨が降る日だった。







「Comment… Une fille ici ?(何で…女の子が?)」


「Hein? Serait-ce? 鈴音…?(まさか、これが?鈴音…?)」




テツさんの部屋から出てきた敵兵。

ざわざわと呟いてあたしに銃を向ける。




「Ne tire-pas! C’est pas possible qu’une fille…(撃つな!いくら何でもこんな女の子が…)」

「comme ca soit 鈴音…(鈴音なわけ…)」



手を伸ばされた。
だからあたしは―――









「…Idiots. Tirez-donc? D é sol é e,Vous allez mourir.
(…バカ。早く撃ちな?ごめんね、死んじゃうけど)



「Merde…(クソ…)」


「Mes pauvres… Vous inquietez pas.
(可哀想に…大丈夫。怖がらないで)






Vous n’aurez pas mal…(痛くしないから)






その瞬間、あたり一帯が光に包まれた。






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