闇口の世界理論

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仄花に説教を受け、テニス部を巻き込み、仄花と私とテニス部ていざこざがあった次の日。

ようやくマネージャーとして正式に入部しました!



「ドリンクはOK 休憩まであと15分。洗濯ものは…今終わったかな」


ドリンクを冷蔵庫にしまいタオルを干しに行く。
思ったより忙しいねマネージャーって…レギュラー分だけでいいらしいけど、洗濯は全員のだし。
日に焼けるし水作業は手荒れるし、無駄に体力と筋力はつく。



「掃除…もしておこうかな…」

「夜魅―!」

「どうしたの丸井くん…って、うわぁ…」


ぴょんぴょん片足をひきずってきた足はすりむいて血が出ている。

急いでその場でそっと汚れを取り、消毒、包帯。



「夜魅に手当てしてもらった」

「何その顔…皆そろそろ来る時間かな?」


ドリンクを籠に入れようと立ち上がると、幸村くんがにこにこ笑ってこっちを見てる。
幸村くんがニコニコ笑っていた。

思わず、顔が引きつる。


「た、ただ手当てしてもらっただけだって!幸村くん!」

「ふーん?問答無用だよ。イップスブン太の視覚イップスイップス」

「夜魅!助けろぃ!!」

「……あ、洗濯もの途中だったー」

「夜魅――――!!!」



え、名前呼ばれた?幻聴だよ幻聴。

それより早くタオル干さないとみんな困るからね〜



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