闇口の世界理論

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「うわあああああ!夜魅先輩の私服!!」
「ふむ…新しいデータ更新だ」
「ふふ、やっぱ皆帰れ 俺とデートしよう?」
「ゆ、幸村くんそれはないだろぃ…」
「親睦会が目的ではなかったのか?」
「夜魅―手繋いじゃいかんかのう?」
「仁王君、夜魅さんに失礼ですよ」
「に、似合ってるぜ」

「…………とりあえずありがとう」


さて、何故私が私服でいるかというと、昨日幸村くんの提案で皆と遊ぶことになったのだ。
行き場所は新しく出来たらしい大きめのアウトレットパーク。
思い切り寝坊したからあるもの引っ掴んで着ただけど…いいのかな?適当だよ?
絶対柳くん柳生くんは清楚系好みだろうがよ…まあいい


ちなみに格好は縞ニーソとミニスカ、肩だTしシャツと黒のボレロ、髪はゆるく巻いてる。


「…ね、見るのはいいけど早く行こうよ」

「そうだね。じゃあ行こうかお姫様」

皆もすごい美形ぞろいなんだから一か所に集まると人だかりがやばい。
それなのに幸村くんがエスコートし始めるからさらに騒ぎ、注目が集まり、女子の視線がチクチクチクチク!

やっぱりこういう星の元に産まれちゃったんだね

慣れてるっての


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