闇口の世界理論
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今日はなんて素晴らしい日!
珍しくお昼に皆揃ってのミーティングがなかったし部活を休んで異文化研究部に行ける。
マネージャーになってからももちろんこまめに行っていたけど一日もらえるのは少し久しぶり。
「こんにちはー!」
「おややー久しぶり夜魅ちゃーん」
「岐乃さんは休み時間よく会ってるよ」
休み時間に多国語の勉強を教えて貰ってたし。
あ、でもいつの間にか髪が黒に戻ってる(髪型はおたんご2つでミッキー風だ)
…で、私は普通を装ってるけど、今日の周りはどうしたのかな?
人一倍人間関係の変化に敏感な私は気付いているんだけど
「皆は久しぶりだね!」
「あ、久しぶりだね…!」
「そうですね!」
他の後輩などの女子たちに声をかけるとぎこちない反応が返ってきた。
疎い振りさせてもらうけどそっちの感情はビシバシ感じる。
昨日なんか一緒に遊んだら当日に情報かなり回っていたらしい。
もちろん朝のげた箱は酷かった…
この調子で順調にランクアップされたら動物の死骸も遅くなだろう。困った。
軍手と袋まで持参しなければいけないのか。
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