長編〜幼馴染の君と私〜
□再開
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パコーーーーン パコーーーーン
ここは青春学園中等部のテニスコート。
今日も青学テニス部レギュラーは練習に励んでいるが・・・。
不二「手塚何かあったのかな?」
菊丸「何かって?」
不二「最近眉間にしわ、多くよってない?」
菊丸「確かに・・・、外周の餌食も最近多いニャー」
乾「ここ四日間で走らされた人数、26人」
不二「なにかあったのかこれから起きるのか・・・」
三人が話をしていると・・・、
手塚「そこ!練習中に私語をするな。不二、菊丸はグランド10周!」
菊丸「え〜!!乾は!?」
乾はちゃっかり練習に戻っている。
言いたいことだけ言って戻りやがった。乾のやつ。
菊丸「くそ〜乾覚えてろ〜」
そう叫びながらグランドに走っていく菊丸。
不二「ねえ、手塚」
手塚「どうした不二」
不二「最近何かあったの?」
手塚「・・・・・、いや・・あったというか、これから起きるというか・・・」
珍しく手塚は歯切れが悪い。
不二「クスッ、いいよ無理に言わなくて」
手塚「すまない・・・」
不二「じゃあ、グランド10周走ってくるよ」
不二も菊丸を追いかけて走っていった。
手(今日・・・だよな・・・あいつが帰ってくるの・・・)