ソードアート・オンライン 黒猫の爪牙と断罪の鎖

□000:プロローグ
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ある階層の大部屋にはたった3人の攻略者がいた。
彼らはたった2人のギルドとソロプレイヤーであった。
金髪の少年は自らの身長の3倍はあろうかという大剣を肩に担ぎ、ハチマキをして、首から下は重そうな西洋風の甲冑を着ていた。
白髪の少年は鎖鎌を振り回し、白一色の軍服に白い帽子を着用していた。
そして最後の黒髪の少年は武器を持っておらず、身体が丸々隠すことができる大きなマントを纏っていた。


「……カケル。ボスと取り巻きのデバフを頼みますよ」
「了解だ、先にボスにデバフを掛けるからな。それで構わないか?ギラン?」
「了解や、シャリオも手ぇ抜くなよ」
「…分かってますよ」


そして3人は駆け出した



――――そして僅か10分経った頃には、ボスは綺麗なポリゴンとなって消え去っていた。
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