緋弾のアリア 〜守護者とFランク武偵〜

□第8話 そして太宰府へ
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理子SIDE


「一応仲間だからな、キンジ、神崎」

裏切りやがった……一真といい『黒の仮面』といい、なぜそこまで運が悪い
と思ったが一真からアイコンタクトを受け取った

『モウイチドユラセ、アタマヲウッタフリヲスル、ソノスキニニゲロ』

そうするしかない、この状況では下手をすれば捕まる。捕まると《シュウト》にも会えなくなるかもしれない


ぐらっ

「くそっ、またなの」
「大丈夫かアリア」
「二人とも、大じょっ!?…ぐぅ」
「一真!」「菅原!」

アリアとキンジが転げ、一真が頭を打ったふりをした
そしてそのまま爆薬を仕掛けた場所に走っていった、一真はどうにかキンジとアリアを操縦室に向かわせたようだった


「何故、あの時裏切ったんだ一真。約束と違うぞ」
「俺はお前を帰すって約束だ、それにお前を待ってる奴もいるだろ」
「お前も《シュウト》を知っているのか?」
「いや、病院で聞いた話を冷静に考えたらそうなっただけだ」

やはりコイツの推理力は侮れないな、それこそアリアの勘とコイツの推理が合わさればかなり厄介だ

「それであたしをどうするんだ」
「帰る準備は出来てるんだろ、さっさと脱出しろよ」

何から何まで見透かされてる。くふっ、さすがNo.3の弟なだけはあるよカズやん、プロフェシオンも欲しがる訳だ

「最後にカズやん、イ・ウーに来ない?」
「仇がいるのにいくわけないから」
「今なら、何も傷付けずに来れるよ」
「悪いが意味が分からないな」
「まぁいいよ、もう一度だけ刺客が来て聞く。その時は被害があるってこと」


その時になれば、きっと一真もイ・ウーに来ざるをえなくなる。

「じゃあね、カズやん」
「じゃあな、理子」


ドォォン!

爆薬で空けた穴から脱出し、スカートとブラウスがパラシュートとなり降下した
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