贖罪の悪夢

□FFZ小話詰め合わせ
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神羅が賑やかになりました



ツォン「と、いうわけで今日から彼らも我々の仲間だ。無意味な争いはしないように」
レノ「げ。お前らかよ」
カダージュ「ふん。僕らだって御免だね」
イリーナ「まぁまぁ。喧嘩したら社長に怒られちゃいますよ。ところで貴方は?」
ヴィンセント「……ヴィンセント・ヴァレンタインだ。よろしく頼む」
レノ「ヴィンセント……え?あの赤いマントの?」
ヴィンセント「そうだ」
ツォン「彼は元タークスだ。訳あって殉職扱いになっていたが、せっかくだから制服を着てもらった」
イリーナ「別人ですね……」
ルード「ヴィンセント・ヴァレンタイン……もしやガンマンの?」
ツォン「ああ。一応一通りのテストを受けてもらったが銃の腕は衰えていない」
レノ「ふーん」
ツォン「おまえ達の先輩にあたるんだ。特にレノ、失礼の無いようにな」
レノ「そりゃ俺ら知らないんだから先輩だろうけど……年は別に」
ツォン「私より年上だぞ」
レノ,イリーナ「え?!」
ルード「たしか記録では27でしたね」
レノ「……は?」
イリーナ「え?じゃあ……今は」
ヴィンセント「ちなみにリーブよりも年だ」
レノ,イリーナ,カダージュ,ヤズー,ロッズ「ええ?!」
レノ「何でお前らまでびっくりしてんだよ!」
カダージュ「そりゃ驚くよ!」
ヤズー「髪、切ったのか……」
ヴィンセント「昔はこのくらいだったからな」
ロッズ「ヤズーと一緒だったのに……」
ヴィンセント「放っておけばまた伸びる」
ルード「なんか……懐いてますね」
ツォン「仲が悪いよりはましだろう」
イリーナ「問題はあっちですよ〜」
レノ「…………」
カダージュ「…………」
レノ「だぁーーっ 何なんだよ!人の髪で遊ぶな!」
カダージュ「いーじゃん。尻尾みたーい」
レノ「つっ?!てめぇ今わざと引っ張ったろ!」
カダージュ「さーあねー」
レノ「待てコラ!!」
カダージュ「待つわけ無いじゃん」
ツォン「……」
ルード「大丈夫ですかね、あれ」
イリーナ「あーあー もうっ」


がしゃんっ


レノ「あ」
カダージュ「あ?」


ルード「あ」
ツォン「?あ」
イリーナ「……」


イリーナ「二人とも〜 ちょーっとここきて正座しなさい」


レノ,カダージュ「……ハイ」






ルーファウス「……なんだこれは」
ツォン「ちょっと色々ありまして」
ルード「一応あの二人はイリーナがつくと思います」
ヤズー「……彼女怖いね」
ヴィンセント「さすがに物を壊せばな」
ルード「怒らせなければどうということはないさ」
ロッズ「遊んだりできる?」
ルード「ああ、後で声をかけてみるといい」


レノ「イリーナちゃんは今日もゴキゲンナナメだぞ、と」
イリーナ「先輩?!聞いてるんですか!!」
レノ「聞いてるぞ、と」
カダージュ「何で僕まで」
イリーナ「一緒になって走り回ってたでしょう!こんな!狭いところで!!子供じゃないんですからしゃんとしなさい!!」


ルーファウス「……安心だな」
ツォン「そうですね」
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