『童話・メルヘン』
・白線までのシンデレラ
・召しませSweetHome
・ラムネ瓶と人魚姫
・白雪に散らすは林檎色
・月じゃなくて土に還れ
・臆病な君を追ってかの国へ
・僕らのロミジュリ五秒前
・親指姫の愛情は手のひらサイズ
『苦めあるいは切なめ』
・神様気取りの愛なら要らない
・例え背中しか向けてくれなくたって
・君に焦がされて死んでしまいたい
・せめて譲り愛と言ってください
・捨てられた猫には爪も牙もない
・あなたは星の数もいない
・あの子になりたいなりたくない
・埋葬された僕の気持ち
・二人の間の空白は、
『病んだ愛』
・君限定パラノイア
・あの子はデリート致しましたので
・喚く君に愛あるバイオレンス
・ぼくらの流血恋愛
・泣き顔だけは僕のものだから
『その他』
・時計仕掛けじゃあるまいし
・冷たい深淵が見つめてる
・完全な愛らしさとは君のことだ
・君に心臓を鷲掴みにされたまま
・夜の闇に君は咲く
・陰惨なパーティーの始まり
・愛国精神至上主義
・裏通りに濡れたゴシップ
・ちぎられEveryday
・架空の楽園に埋没中
・散々なハッピーエンド
・君への愛で張り裂けた僕
・ゆるふわめんへらがぁる
・ランプの金が照らす桃色な君
・不恰好な思春期はアイスみたいに溶けてしまった
・何もかもが瓦解していく
・奇形児に捧ぐ
・漆黒イエス
・君と罪のアント(対義語)を語る
・マリアは源氏名です
・母体を破壊することこそが生物の基本であるからして
・切れたフィラメントみたいに不必要
・さらば仮初めの笑顔たちよ
『食べ物』
・君には大きな方をあげる
(ビスケット)
・そのクリームは、お誘いですか？
(ショートケーキ)
・君を想うだけで弾けてしまいそうになる僕
(炭酸)
・弾力性恋愛のすすめ
(グミ)
・君の胸の味だとか。
(林檎)