+++松岡先生からひと言+++
拍手、ありがとうございます。
そうそう、拍手といえば…。
最近読んだ書物に書いてあったのですが、欧米では結婚式などのお祝いごとの時に三変酒、つまりシャンパーニュを飲むそうです。
なんでだか、わかりますか?
実は、シャンパーニュの気泡がはじける音が、天使の拍手の音に聞こえるそうです。
結婚式で、天使が拍手をしている。
新郎新婦の結婚を、天の使いに祝ってもらっているようで、縁起がいいということで飲むようになった、と書いてありました。
で、そのような伝統というものは、得てして医学的根拠があることが少なくない。
そこで、僕なりに考察してみたんですが、シャンパーニュを結婚式で飲むのは、やはり、験を担いでいるだけではないことがわかってきたんです。
実は、シャンパーニュの原産地ではリウマチの患者が医学的統計上非常に少ないんですよ。
シャンパーニュを飲むことには、リウマチを防ぐ効果があるかもしれない。
それだけじゃなくて、シャンパーニュには糖分とカリウム塩が含有されていまして、その二つの作用によって疲労回復も期待できる。
あと、ここからが重要で、シャンパーニュはどうやら妊婦のつわり軽減にも効果があるらしいんです。
だから、新婚夫婦の子宝を願って、結婚式で振る舞われるようになったのではないか、と考えられます。
いやぁ、調べれば調べるほど、シャンパーニュは奥が深くて、実に面白い。
そうだ、あなたの意見も聞きたいな。
あなたの視点はとても面白いですからね。
…あぁ、それはよかった。
ではさっそく、よかったら今夜、僕と一緒にバーにでも行ってシャンパーニュを飲みませんか?