Short story

□バニラとチョコシェイク
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「なつきくん
今日は一緒に帰りませんか?
なつきくんは良く一人で帰ったりしてます。
さしぶりに一緒に帰りたいです。」

中学の時はみんなで帰ったりしましたよね
僕はなつきくんといるときがすごく落ち着きます

『黒子……今はくんじゃないよ
つか、懐かしいな…』

そういって笑うなつきくん…なつきさん

『そうだね
今日はバイトもないしさしぶりに帰るか
火神はどうしたんだ?』

「火神くんですか?
今日は火神くんではなく
なつきさんと一緒にいたいと思いました。
帰りにマジバに寄りませんか?」

『おっ
いいね 黒子は相変わらずバニラシェイクなのか?』

「はい
美味しいですよ バニラシェイク」

なんて話をしながら
僕はバニラシェイクをなつきさんはチョコシェイクを
なつきさんも変わりませんねって言う僕になつきさんは『好きだからな』と
そう言って僕もなつきさんもシェイクを飲んだ

そんななつきさんといる何気ない日が僕は好きで
ずっとこのままだったらと
このまま時間が止まってくれたらと僕は思った。



END




「おっ黒子に桃井!
ここにいたのか」


『よっ火神っ!』


「火神くん来てたんですね
(来なくて良かったのに…)」

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