黒子のバスケ

□黒子のバスケ
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  春



私立誠凛高等学校

桜が舞い散り人間がごった返している中1人桜と同じ色の女子高生が門前で立っていた

『流石新設校
他とは違い綺麗だ』

なんて1人うるさい中でつぶやいた
だが
「そうですね
新設校なだけあって綺麗です。
それに…驚きました。
なつきくんと同じ学校だったなんて」

『っ!? 黒子!』

「はい」

『驚いたのは私の方何だけど……黒子も一緒だったんだな』

と言った彼女に水色の髪の男子高生「黒子テツヤ」は

「はい
あのなつきくん
ここで話してるのもあれなんで教室の方まで行きませんか?
後、ボクバスケ部の方も寄るので」

といって少し笑った黒子

『そうだな…』

「なつきくんもバスケ部入りますよね
入部届け書いておきましょうか?
ボクが書くと多分早いですし……。」

といって前を見る黒子に私も前を見た
そこには最初も言った通り人間がいっぱいいて通るのが普通の人なら難しそうだった
彼女は少し苦笑して

『そうしてもらおっかな
お言葉に甘えるよ
ありがとう黒子』

「いえ
では先に行きますね



あ……なつきくん
自分のペースで良いですからね」

といって人込みの中に消えていった
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