長編・中編

□丸焼きか氷像か
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【設定】

沢田綱吉

ダメツナの仮面を被っているが、本当は腹黒でえげつない。
気に入ったものの為ならどんなことでもやってのける。

六歳から十歳まで復讐者最高責任者をやっており、現ボンゴレ十代目候補。
復讐者時代、就任期間は短いが歴代復讐者最高責任者最多の検挙率を叩き出した。

まさに子供らしさを体現したような人物で非常に飽きっぽい。
最初は面白そうとだと思って始めた復讐者生活も数年間で飽きるほど。

ダメツナを演じることで得られる刺激が薄くなってきたところに骸が嵌められ、これ幸いと暴れまくる。
今回のことで復讐者まで殴り込みに行き、憂さ晴らしのついでに十代目候補フラグも潰してしまおうと意欲満々。
雲雀との時間を潰されたことに対して一番怒っている。




雲雀恭弥

元復讐者最高責任者補佐で綱吉至上主義。
とにかく綱吉がいればその他はどうでもいいと思っている。

綱吉より先に復讐者になっており、犯罪者を牢獄にぶち込んで拷問するのが趣味だった。
綱吉に出会ってからは綱吉と手合わせをしたり綱吉を愛でたりすることが生きがいになりつつある。

周囲には問答無用で拉致られたと思われているが、実は綱吉に一目惚れで喜んでついて行っただけ。

並盛に住み始めてからすぐに並盛を掌握。
雲雀の恐怖政治は復讐者時代における綱吉のそれに倣っている。
元々綱吉を巻き込んだ身勝手なボンゴレをよく思っていなかったが、今回のことでそれが更に悪化した。

最近では、綱吉を抱き枕にして昼寝をするのが日課だが、度々リボーンに邪魔されるのでのんびりした時間はあまり過ごせていない。




六道骸

今回の被害者。

マフィア嫌いに拍車がかかったが、綱吉と雲雀のことはそうでもなく、逆に感謝している節がある。
後に綱吉を遠慮なく殴れる人物として復讐者内でひっそりと崇め奉られることに。

クロームのことが大切で、綱吉の黒属性に影響されないよう願う日々を送っている。




クローム髑髏

骸至上主義。
骸を助けた綱吉のことは更に好きになり、雲雀は骸様の敵から骸様の恩人のひとりに昇格。

骸により必死に止められているが、大切なものを守るために綱吉に弟子入りしたいと思っているとか。




復讐者

今回の件で綱吉が一時的に戻ってきたことにより、再び可哀想なことになった人達。
綱吉が最高責任者だった時はよくアフロ頭や氷像が出来上がっていたようだ。

綱吉や雲雀に対するトラウマが強く根付いており、今でも彼らには逆らえず、それどころか更なる恐怖を植えつけられた。




リボーン

今回の件で黒属性を発動した綱吉に怯えることになる可哀想な赤ん坊。
綱吉の本性は知っていたが、元復讐者最高責任者だとは知らなかった。

ボンゴレのことを思えば綱吉を止めるべきだと思っているが、巻き込まれるのはご免だということで放置。
最早諦めの境地に達している。

復讐者への見方を180度変えることになる。




レイナ=アンブラー

十代目秘書候補として綱吉と親睦を深めるために来日。
霧の波動が流れていたので綱吉により近しい位置に居座るために霧の守護者の地位を狙っている。
そしてボンゴレの血を取り入れるようとゆくゆくは綱吉の妻になろうとしていた。

その目的のため骸を陥れることになるのだが、それに切れた綱吉によって逆に悪事を暴かれてしまう。




死神の首狩り

八年前、裏社会の犯罪者が一斉に検挙され、復讐者の牢獄にぶち込まれた事件。
この事件を境に裏社会での犯罪が一気に減った。

裏社会だけでなく復讐者をも震撼たらしめたこの出来事は、数年経った今でも口にすることすら禁忌とされている。



 
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