ぷよぷよss

□我が魂・・・・。
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目覚めよ・・・。

クルーク「ん・・・・・ん・・・」

我が魂・・・・・


少年は悪夢のせいか、うなされている。
紅い化け物・・・魔物が自分に襲いかかってくる、恐ろしい夢。

     そう___夢・・・・


朝___
いつもどうり規則正しく時計の音で起き、
いつもどうりの簡単な問題が並んでいる黒板。

昨晩の恐ろしい夢の事をすっかり忘れてしまっていた少年。

そして特におかしなことも起きる事無く。
放課後____。

アミティ「クルーク 一緒に帰ろう!」

金髪で活発、自分とは間逆の・・・
まるで天使のようなかわいらしい少女が話しかけてくる。
少年は、振り向き。

クルーク「なんだい?アミティ、宿題の片づけなら手伝わないよ?」

なんて憎まれ口をたたく。
しかし少女はそのまま続ける。

アミティ「最近クルーク元気ないように見えたから・・・・。」

内心どきっっとしたのを悟られないように・・

クルーク「困ったさんの君にはそう見えるかい?」

アミティ「うん・・なんかおびえてる感じしたからさ!なんでもないならいいや!!」

クルーク「まったく・・・君は困ったさんだな」



〜自宅〜

クルーク「ただいま」

誰もいない、居るわけのない家に帰ってきた事を知らせる。
少年はカバンをきちんと机の上に置き、
教科書類を出し始めた。

クルーク「・・・これ・・・。」

今日隣町の学生、少年の憧れの先輩が
薦めてきた本がカバンの中からでてきた。

クルーク「・・・読んでみるかな」

少年は教科書累々を放置して椅子に座り、
本を読み始めた。
少年は、綺麗好きなのだが本を読み始めると
周りが見えなくなる癖がある。
ページをぺらぺらとめくると・・・

クルーク「魔物の封印の書・・・。」

本の中には魔物の封印の解き方と
あの夢にでてきた忌々しい魔物の姿が記されていた。

クルーク「!!!・・・・・これ・・・!!」


               
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