ウェルディアナの花の下
□世界観
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登場人物
〈タバン皇帝国〉
ウェルディ・シュナ・ガウディア 24歳
タバン皇宮の侍従長。皇女カリスティア姫とともにタナン王国へ。
基本は無表情であることが多いが、本当は涙もろく、心配性。
自身が両性であり、母が病んでしまったことをとても苦しんでいる。
実はタバンの第四皇子であり、カリスティアの弟。
実質、人質としてタナンに嫁入りをする姫の同行を自ら名乗り上げた。シスコン。
愛称はウェル。
カリスティア・タバン・コーネリア 27歳
タバンの第一皇女。タナンとの戦争を避けるために人質だと知りつつもタナン王の側室に。聡明で、正義感が強く、じゃじゃ馬。
よくウェルディを連れ回している。
ただ、内面はとてもナイーブで、感受性豊か。
ウェルディが弟だと幼い頃に気がつく。ブラコン。
愛称はティア。
レオナルド・スワン・セレルディナ 27歳
タバン皇宮の護衛隊長。ウェルディが侍従長になったときからの付き合い。
よく皇宮を抜け出すカリスティアの護衛をしている。
ウェルディ、カリスティアとともに、タナン王国へ。
愛称はレオ。
ヒンヴェル・タバン・コオリア 65歳
タバン皇帝。最後に生まれたウェルディを溺愛したいが、そうもいかなかったので、親友でもあった、侍従長に養子としてだした。
たとえ、もう息子とは呼べなくても、声をかけられないとしても、それでも大切に思っている。
サラ・タバン・コーネリア 59歳
タバン皇后。ウェルディが両性であったため心を病んでしまう。ウェルディを殺そうとしていたが、命を落とす。
オルカディナ・タバン・コオリア 36歳
タバン第一皇子。母を悩ましたウェルディのことが嫌い。
イルオディナ・タバン・コオリア 33歳
タバン第二王子。ウェルディを狂愛している。
サルフィデイナ・タバン・オウフェス 31歳
タバン第三王子。側室の子どもであり、もともと皇后や異母兄二人には疎まれていた。
ウェルディのよき理解者。正直、カリスティアたちとタナンに行きたいと思っている。
愛称はフィー。
シェルン
タバンの神官長であると同時にウェルディの補佐をしている。ウェルディを敬愛している。