ウェルディアナの花の下
□世界観
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登場人物
〈タナン王国〉
スヴェル・タナン・レオパード ２７歳
タナン王国軍司令官であり、王弟。最初は兄の命令でウェルディの側にいたが、不器用で、健気なウェルディに惹かれていく。
王位継承権はすでに放棄しているが、若くして軍司令官となったため、やっかみも多い。
兄との仲は良好。
将軍としては冷酷で、残虐と言われているが実はヘタレ。
愛称はスヴェ。
カインド・タナン・レオパード ２９歳
タナン王国のお打っ様。若くして小国であった自国を一題国家に押し上げた。
カリスティアを見初めて側室にしたのはいいが、やり方を間違ったためか、カリスティアにはあまりよく思われていない。
姫とウェルディの関係を疑い、王弟であるスヴェルに監視させている。
愛称はカイ。
ルズフェル・シオン・レオンフェルト ３１歳
タナン王国の宰相であり神官。カインドたち兄弟の幼馴染。不器用で大切な人たちを悲しませているタナン兄弟に頭を抱えている。
反感をかいやすい二人のために矢面に立つことが多い。タバン姉弟には懐かれている。
愛称はフェル。
ミシェル・タナン・アークユリア ３２歳
タナン王国の神官長であり、カインド・スヴェルの姉姫。可愛いものが大好きで、テンションは高め。ウェルディやカリスティアや、レイオットを寵愛している。
レイオット・タナン・グリシア ２４歳
タナン王国の王妃。元はアレクセイ皇国の第七王女。温厚だが、王の隣で、王と同じように考えることのできる強かな女性。