小ネタ・単独SS其の2

□ダイヤ交換カードと進化事情と鞄の中身の狂想曲
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マスターが成長してからのダイヤ交換連中はしっかり2枚入手で即進化…キラキラ眩いのが少し羨ましい。
報酬の連中も交換やトレードが上手くいっているようでキラキラだ。

マスターが望んでくれているから、キラキラしていなくても肩身が狭い事はないが、この先も進化できないだろう、と思うと胸が痛くて悲しくなる。

そんなある日、新交換カードが加わった。
マスターが張り切って2枚入手するべく頑張っていたが、今日鞄(ここ)に来るらしい、誰だろう?
きっとすぐ進化させてもらえる事だろう、羨ましい限りだ。

「初めまして、今日からここに仲間入りしました」

挨拶の声に顔を上げると、目に入ったのはシェムハザ!!しかもキラキラで進化しててレベルMAXだと!?

「シェムハザ…お前…」
「あ、アザゼル様!お久し振りです」

眩しすぎる…マスター頑張ったんだ、お疲れ様。
キラキラしていない自分が地味に見える…一応SRレベルMAXなんだけど(マスターが即進化可能にしてくれた)、最終進化してるとやっぱり違うな。
しかしこれだけ力の差が歴然としていると、自分が悲しくなる。マスター大事にしてくれてるし…幸せなだけにちょっと、ね。

「アザゼル様、後から部屋に行って良いですか?」
「ああ、呑むか?」
「良いですね」
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