私は君の物です
□第3Q
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朝…前と同じく両親は共働きで家にいない…
もう慣れちゃってるし、一人暮らししてたから関係ないけどね
『学校か〜…つまんなそう…』
正直人間と言うものは嫌い(人間不信に近い)
てか、関わりたくないのになんでたかってくるんだっての…
『とりあえず、制服はもらってるし、着替えるか…』
ピンポーン
『誰だろ?って征十郎!?』
まあ家となりだしね;;
「おはよう。迎えに来たよ」
『ちょ、早い!!まだ着替え終わってないんですけど;;』
そう画面越しで征十郎に伝えてから急いで着替えた
『遅くなってすみません…』
「いいよ。別に。また親がいないんだろ?」
『Yes…』
征十郎の家も二人とも共働きだしね…
「まあ、今回は許す。行こうか」
『うん!!』
「そういえば、クラスメイトの中には知り合いがきっといるだろうね」
『…最悪…絶対人の黒歴史話すよね…』
「まあそうなると思うよ」
『余計めんどくさい!!』
怒りのあまり大声を出してしまって
「近所迷惑だ…」
征十郎に叱られた
『ごめんなさい…』
「まあ分からなくもないけど…」
『はあ…なんで帝光中って知り合い多いんだろ…?』
「つながってるからね、小学校と中学校で」
行く気失せるわ…