私は君の物です
□第4Q
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「え!!?泣き虫!!!!?まったく想像できねぇっス」
『まあ、今はあんたら普通に殺れるぐらい鍛えたからそんなことないけどね』
「思いっきり死亡フラグたったな。こいつら」
あ、もうすぐチャイムなるな。
私がそう思ったあと
キーンコーンカーンコーン
「あ、移動授業だ…」
「俺も…」
『「速く行け」』
私と征十郎の声が揃った瞬間二人は全速力で駆け出した
そんなに怖かったかな?
『ねえ征十郎、私って怖いの?』
「さあ、俺はまあ怖いと思うけど」
征十郎に怖いって言われるとは思わなかった…
「喧嘩の事だけどね」
『ですよねー…』
征十郎に勝てるのは絶対喧嘩だけだもん…
勉強、スポーツは完全に負けるし…
「それでは授業を始める」