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□出会い T
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君と会えて幸せでした。

別れた今でもせんぱぃの
ことばっか考えてる。
いつも隣であたしを笑顔に
してくれてた。
戻れるならあの頃に戻りたい。
そぅ思ってしまうあたしを
せんぱぃはどう思うかな?

いつもは遠回りして名無しさんと一緒に
帰っていた。
今は一人で近道して帰ってるのに
今までより帰り道が長く感じる。
あの時なんであんなことを
いってしまったんだろう…。
あの頃に戻りたい。
そぅ考えてしまう俺を
名無しさんはどうおもんだろう?


初めて会ったのは
あたしの入学式の日だった。

「ここどこ…。」
あたしは入学式から迷子です。
やばい…
遅刻しちゃう
それはまずいよな…
とか考えてると
同じ高校の制服を着てる人を
見つけた。
人とはなすのは苦手だけど
遅刻するより全然ましだ!

「あの…海常高校の方ですよね
ここはどこですか?」

「……。」

あり、聞き方間違えたか?
めっちゃ目そらされた…。

「…ここは海常高校のちかくだけど」

「海常高校まで連れていって
くれませんか??
迷子なんです…。」

と言うと照れくさそうに
「ついてきて」と言ってくれた。

それがあたしと笠松せんぱいの
出会いだった。


さっきの人のおかけで
遅刻しなくてすんだ。
お礼言わなきゃ!
あっ…名前聞き忘れた…。

自分なりに頑張って捜したが
見つからなかったから
あきらめようとしていた。

その日の放課後同中だった
黄瀬くんと一緒に
男バスに入部届けを出しに行った。
中学のときマネージャーを
やってたから高校でもやろうと
思いましてw

体育館ではもう練習が始まっていた。

「すみませーんッス
入部したいんスけど…。」

黄瀬くんがそういうと
せんぱぃらしき人たちが
こっちに向かって走ってきた。

「キセキの世代の黄瀬涼太だよな
今日からよろしく!」

さすが黄瀬くんやっぱ有名人だw

…?
あたしはなんかめっちゃ目線を
感じた。
目線を感じた方をみたら
なんと 入学式のせんぱいがいた!

「入学式の神様…」

「…!」

いきなり神様とか言っちゃいました。
絶対引かれた…
まぁいいや!

「入学式の日はありがとう
ございました。
おかげで遅刻しませんでした。」

「名無しさんっち せんぱぃと
知り合いなんスか!?」

「入学式の日に助けてくれた
神様なの。」
あたしは目を輝かせて言った。

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