小説

□覚
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−なんで?

私の頭ははてなマークで一杯だ。
ここは私の部屋。
お風呂に入る前は誰もいなかったのに。

私のベッドで誰か寝ている。

(だ、誰…?)

すると、私の心の声に気づいたのかその人が振り返る。


「なんだ、あんたか」

「し、シュウ?!」

いや、あの特徴的な髪色に誰か気づかない私もどうかと思うが…。

「なんで私の部屋にいるの?!」


わざわざ私の部屋に来る意味がわからない。
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