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□カオリ
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お前はいつも俺のカオリをつけていかない。
どれだけ抱き着こうとしても、するりとかわして俺の頭を撫でるだけ。
それなのに、俺には嫌というほどお前のカオリをべっとりつけていく。
「あっ!ややぁ…っそこ!」
「ここ、ええの…っ?」
「だめっもぉ…あっあ!イク…」
中に熱い液が吐き出され、身体全体にお前のカオリがつく。
どこもかしこもお前だらけ。
なのにお前には何一つ俺のカオリをつけられない。
「すばるくん、今日もありがとうな。ほな…」
「まって、まる。」
「んっ…!?っは…」
今日こそは絶対残したるんや。
「はぁっ…まる、またな?」
例えお前が困るとしても、例え俺がただのセフレだとしても、例え俺があのヒトの代わりでも…
例えお前に大事な人が居るとしても。
fin.
丸ちゃんは既婚者の設定デス←