めいん
□1年と3ヶ月。
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誰かの暖かい手が頬をつたう涙をぬぐった
ふと前を見ると
そこには、1年と3ヶ月まった君の顔があった。
「正臣…」
君は相変わらず幼い無邪気な顔で笑った。
何も変わってなかった…
「名無し待たせてごめんな…。」
らしくないコトを言うな…
「1年と3ヶ月間も待ったんだからね…どこ行ってたんだっ…ずっと会いたかったし…心配してたんだからっ…」
君に会えて安心したのかまた、涙が溢れてきた…
君が
帰ってこれて、そしてまた会えてよかった。
「正臣。大好きだよ…」