Diable or Ange

□監視……
1ページ/15ページ

『なら、私は挨拶に……』

「 琉海を一人
アイサツに行かせるのは危ない
ボクも一緒にイキマス」

『……危なくないし。
それに、父さんにお兄ちゃんは
見つからないよう
言われてたでしょう?』


「うぅ……」



「でも!行かせマセン!!」
そう言って私の腕を掴む


……やっぱり力は強いので
抵抗しても、びくともしない



『はぁ……』











何故こんなにも揉めているのかと言うと


━━━1時間前━━━━━━━


「では、引き続き奥村燐の監視
お願いしましたよ♪」


ボンッ!






ボンッ☆

「あ、一応挨拶は必要ですからね☆
行っといてくださいネ♪」

ボンッ!



━━━━━━━メフィストにそう言われ、
挨拶兼見物がてら
行くことにしたのだが

お兄ちゃんことアマイモンは
駄々をこねて1時間……


「ヤダヤダー、 琉海離れないで下さい」
アマイモンは子供のようにジタバタしている



『もういい加減しないと
嫌いになるから!』


ピタッ━━━━━


あのジタバタ音が消えた


「……」


『あのーお兄ちゃん?』


ジタバタドタバタジタバタ!!!!


「それはもっとイヤですー!!」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ