Diable or Ange

□証
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「……っ。くそっ!」


竜士の声が聞こえる。


「……っざけんなや!」





(……やっぱり…………)


私が覚悟した瞬間━━━━━━


































「俺はお前が何やろうと関係ない!!!」








(ぇ?)


驚いて琉海が目を開けると
真剣な目をした竜士が居た



「さっき言うたやろ!!
自分を追い詰めるなて!!
俺はお前が何であろうと好きやて!!
サタンの娘とか関係無いわ!」



(あ……)



"━━お前が何やろうと俺は構わん。
例え、人間でなくてもな。



やから……自分を追い詰めるんは止めてくれ━━━"







そうだ……竜士は……






自然と目から涙が零れる



『ッ、ごめんなさい……』






すると、さっきまで真剣な顔をしていた
竜士の表情が変わる


「……泣くなや
女が泣いてる時
どうしたらエエか分からん。」


そう言うと
なんとも言えないような顔で
琉海の頭を撫でてくれる






(……そう、この手が好きなんだ、私は)




撫でられると何故か安心するこの手が。








『……ありがとう。』

私は一度離した手をもう一度在るべき場所へと戻す



「…お、おぅ///」

少し戸惑ったようだが、
竜士も同じようにする。




そして、強く抱きしめ合う





お互いに。































私は……





















私は…… 竜士 が好きなんだ。
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