おがふる連載
□第7話
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「いいのかい?古市くん。」
「はい。」
「わかった。古市くんがいいのならば構わないよ。」
「ありがとうございます。マモンさん。」
「気にしなさんな。
あんたはあたしたちの大切な仲間なんだからさ。」
「アスモさんもありがとうございます。」
「そうですわ。
ルシファーさんなんてもっと迷惑かけてますし。」
「そーだそーだ。」
「ねー。」
「おい!お前ら…
まぁ、そういうことでもないがそういうことだ。
気にする必要はない。」
「ありがとうございます。
ラースさん、ルシファーさん、グラトニー、ベルフェ。」
「では、この前来ていた侍女悪魔さんにも連絡しなくてはね。」
「あぁ、俺がやっときます。」
「頼んだよ。坊や。」
「あら。丁度ケーキが焼ける頃ですわ。
皆さんでお茶しましょう。」
「じゃああたしは紅茶入れてくるよ。」
そんな会話が大広間では飛び交っていた。
古市貴之、真夜中の出来事。