おがふる連載

□第3話
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「そっちは終わったかい?古市くん?」



「はい。終わりました。」



儀式が終わって3日後の今日。



今日俺は初めて仕事をした。


マモンさんに聞いたけど、人間につく悪魔は本当に弱っちいのばっなで本当に強敵なのは行動を起こしている本人らしい。

じつは悪魔がついていることによってその人の力が増強したり、は無いらしい。

では何のためにつくのか。

ついた人(巣、とよぶらしい。)の罪の力によってついた悪魔の力は比例する。

つまり罪の力が強ければ強いほど悪魔の力も強くなる。

そして巣を離れ様々なものを破壊して力尽きると巣に戻ってくる。

それが何度も続けば悪魔は巣の体を乗っ取ろうとする。

そして悪魔が巣の体を乗っ取ってしまうと巣は悪魔と化してしまうのだそうだ。

その前にその悪魔をおびきよせてもといた魔界にかえすのが騎士の使命なのだ。

ちなみに悪魔の姿は普段は巣にはいっているためまずは悪魔を表に出さなければならない。

そのおびき出し方はその罪によっていろいろ、らしい。

まぁ他にも悪魔がつきそうな人を見張ったりもあるらしいが。




「さて、そろそろ帰ろうか。」


「そうですね。」


そのとき、俺はまた違う場所で鋭い嫉妬の気配を感じた。


感知できるのはその罪の力をもっているものだけだ。(憤怒→ラース、強欲→マモン、などだ。)
さらに悪魔を魔界へかえすことができるのもしかり。

「…これ…」


「どうかしたかい?」


「また見つけました。しかも今度はちょっと厄介です。

…少し見てくるのでマモンさん先に帰っていてください。」


わかった、気をつけるんだよ。と言う返事を聞いて俺はすぐさま走り出した。




まさか、



せめて間違いであってくれ。



そう思いながら。
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