おがふる連載
□第1話〜色欲編〜
2ページ/2ページ
「わーこれおいしー☆」
「ほんとほんとー」
ヒルダがつくったケーキを食べて喜ぶベルフェとグラトニー。
「ほ、本当か!?!?」
「あら、本当ですわよ。
とっても美味しい。」
ヒルダがつくったショートケーキは大好評だった。
ヒルダは古市と目をあわせた。
「よかったですね。ヒルダさん。」
「貴様の教え方が上手かったからだ。」
素直に喜ぶ2人を微笑ましく眺める煉獄七大罪騎士のメンバーだった。
のんびりとお茶を楽しんだ8人出会ったが不意にヒルダは疑問を口にした。
「そういえば、貴様らはどうやって集まったのだ?
貴様たちももともと人間だったのか?」
「うん?
あぁ、話したことがそういえばなかったね。
えっと…古市くんにはあったんだったかな??」
「えぇ。俺は聞きましたよ。」
なにか深刻な出来事があったのか?というヒルダの疑問は吹っ飛んだ。
あまりにもさらっとはなそうとする。
たいしたことはないのか??
「なら少しお話ししようかねぇ。」
良い茶菓子になるといいけど。と言いながらアスモが言った。
初めに話し出したのはアスモだった。
ヒルダはアスモの話に耳を傾けた。