おがふる連載

□第8話〜傲慢編〜
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『矛盾』という話をご存知かな?

ある楚の商人が矛と盾を持ってこう言ったのだ。

『この矛はどんなものでも貫く。』
『そしてこの盾はどんなものでも防いでみせる。』
と。
ある人が商人に尋ねた。
『その矛をもってしてその盾を貫くとどうなるのか?』

楚の商人は答えることができなかった。
そんな話だ。

この話、実は昔々に起こった不思議な現象をもとに作られた話なのだ。


ある東洋の国に神の剣と神の盾をもつ男がいた。
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