おがふる連載
□第8話〜傲慢編〜
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ある東洋の国に神の剣と神の盾をもつ男がいた。
男は常に神の剣と神の盾を持つ自分が最強である、とそう思っていた。
最強である自分に得られぬものはないと金も、女も、権力も。
全ては自分の手の中にあると。
力が、暴力がものを言う時代だった。
男は国を支配する程の者へと成り上がったのだ。
しかし男には手に入らないものがあった。
それこそがある1人の女性だった。
そう、それこそが傲慢のルシファーを生み出してしまった女性であった。
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