古市くん嫌われ
□It is falsehood instead of being true. 1
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古市貴之は目が覚めたとき純白の世界にいた。
ここはどこだろう?
俺は…どうしてこんなところに…
「目が覚めたかい?」
目の前には白い服をまとった1人の青年が立っていた。
背中には純白の羽がはえている。
「あなたは?」
古市はたずねた。
でも、
「君は気づいているのではないかな?古市くん。」
そう。
古市貴之は気づいていた。
そして古市自身の背には、
白い羽がはえていた。