神速の風

□食堂パニック
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何が悪かったとか、この際どうでもいい

こうなってしまった経緯なんて今は必要も関係もない

要は、この状況をどうするかが問題で……

疾世
「やばっ、」

気づいた時には遅かった

私の目の前で、WそれWは起こった

バチバチ バチバチ

ボン

瞬く間に火花が散り、黒い煙と焦げた臭いで料理室は埋め尽くされた

ーーーー

寮母
「それは大変だったね、事情は分かったよ自由にここを使っていいよ」

疾世
「ありがとうございます!助かります」

女子寮の調理室が使用できなくなった疾世は、急遽男子寮の調理室を借りる事になった

寮母さんの許可を貰うと、さっそく材料を持ち調理室へと向かう

疾世
「よし!」

目的の場所に着くと、髪を後ろで束ねエプロンをし腕をまくりあげ、料理が再開された
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