キミは、太陽


□**恋しくて、恋しくて
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冬。
寒い。
キミの、炎の熱さが恋しい。

もう、何年たったかな。
まだ、右手にはタイガー・アイのブレスレット。
忘れられなくて。

何度か、恋人もできた。
でも、違うんだ。
エース。
死んだなんて、嘘だと言ってよ。

「愛してくれて、ありがとう」

………聞きたくない。

聞きたくない。
見たくない。
信じたくない。
でも、新世界への冒険が始まった。

そこに、
彼はいなくて。
大好きな親父も。
白ひげ海賊団もいなくて。

ただね。
ただ、ただ、
涙がこぼれるの。

親父さんを、王にしたい。
エースは、あの海を駆けていて。

「すず、あぶない!!」

友達の声。
目の前にはもう、
スリップした車しかなかった。
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